【ボリビア】新成人7人会員が激励 日ボ協会


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成人式に出席した7人の新成人(前列)=オキナワ移住地の日ボ協会文化会館

 日ボ協会(中村侑史会長)主催の成人式が14日、オキナワ移住地の日ボ協会文化会館で行われた。今年の新成人は15人いるが、5人は国外滞在中で、ボリビアにいる10人のうちの7人が出席した。
 中村会長は式のあいさつの中で、今回の新成人が生まれた1985年の出来事について触れた。中村会長は「85年はボリビアでは通貨切り下げが行われるなど、経済状況は悪化する中にあったが、移住地ではCAICO(農協)の搾油飼料工場の起工式が行われるなど、将来へ向けての基盤がつくられた」と説明した上で、新成人を激励した。

 来賓祝辞に続き、記念品の贈呈が行われ、新成人を代表して津嘉山ユリさんが謝辞を述べた後、「乾杯」が行われた。
 式終了後、3世代そろって記念写真を撮影していた家族もあり、新成人の祖父に当たる男性は、「今年に続いて来年も孫が成人する」とうれしそうに語っていた。
 (比嘉裕通信員)