【アルゼンチン】日系社会の発展誓う 大使館新年会に県系人も参加


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多くの参加者でにぎわった大使公邸での新年会

 在アルゼンチン日本大使館の永井愼也大使は1月16日、アルゼンチン駐在の日本商社関係者や在亜沖縄県人連合会、日系団体代表者を公邸に招き、新年会を催した。
 前日まで10日間、毎日雨が降ったりやんだりの天候が続き、この新年会も雨が降るのではないかと危ぶまれていたが、幸いこの日は晴れ上がった。招かれた約270人は、広々とした庭園に集まり、新年のあいさつを交わした。
 永井大使は「現政権は元気を出しはじめ、われわれに安心感を抱かせているが、インフレが少し心配されている」と国の実情に触れたあと、「邦人社会は各団体とも若い人たちでうまく運営されているようで喜ばしい。さらに協力し合って、常に明るい日系社会にしていただくようお願いしたい」とあいさつした。
 出席者全員で乾杯をした後、テーブルに並んだ色とりどりのおせち料理に舌鼓を打っていた。そして雑煮を食べながら新年の抱負を語り合い、楽しい2時間を過ごした。
(新垣善太郎通信員)