【ボリビア】移住地に三線響く 読谷村人会が新年会


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ボリビア読谷村人会の新年会で三線を演奏する新城愛美さん(左)と新城里美さん=オキナワ移住地日ボ会館

 ボリビア読谷村人会の新年会が1月28日、オキナワ移住地日ボ会館で開かれた。読谷村出身者は、オキナワ移住地やサンタクルス市に36世帯154人いるが、今回はそのうちの約50人が参加した。昼間はゲートボールを楽しんだ後、夜は文化ホールで夕食会。新年会では読谷村海外移住者子弟研修制度によって沖縄県で研修を受けた青年たちが活躍。三線などを披露し、盛り上げた。
 冒頭、村人会会長の喜瀬普二男さんはウチナーグチであいさつ。「これからはちょくちょくこのような会を開きたい」と話した。その後はごちそうを楽しみながらのゆんたく。合間に空手の模範演技や、家族から1人代表者を出してのカラオケ大会などがあり、盛り上がった。
 会の中では、読谷村が行っている読谷村海外移住者子弟研修制度によって沖縄県で研修を受けた青年たちが活躍した。
 司会をした喜瀬普美頭さんは最初の研修生で、三線を演奏した新城愛美さんと新城里美さんも研修を受けている。里美さんは昨年11月に研修を終えたばかりで、会場内には研修の報告書や研修で作った作品なども展示してあった。
 喜瀬会長は、今後も研修を受けた若い人たちに活躍してもらい、移住者の交わりを深め、村や県との交流も進めていきたいと語っていた。
(比嘉裕通信員)