【ボリビア】西銘さんら3人に琉歌大賞賞状授与


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自分の作った歌を披露する(左から)安里真奈さん、西銘ひとみさん、島袋真也さん

 昨年の第15回琉歌大賞(主催・同実行委員会、共催・恩納村、同村教育委員会、琉球新報社)で、ボリビアの沖縄第一移住地からも3人の受賞者がおり、賞状と賞品が4日に開かれた沖縄移住地第一地域総会の中で手渡された。
 沖縄第一移住地での琉歌大賞への参加の取り組みは、沖縄からの派遣教師、平哲男さんによって始められた。沖縄第1日ボ校の8年生の授業で取り上げるとともに、地域の人たちにも応募を呼び掛けた。

 児童・生徒の部へは8年生8人から24首、一般の部へは8人から20首が出品された。ボリビアからの出品は今回が初めて。児童・生徒の部では、ボリビアの自然を歌った西銘ひとみさん、移住地の祭りを歌った安里真奈さん、沖縄の平和を歌った島袋真也さんの作品が入選した。
 3人は、はにかみながらもうれしそうに、賞状や賞品を受け取っていた。沖縄の伝統文化の継承が、この分野にも広がったことを地域全体の喜びとして受け止めた。
 (比嘉裕通信員)