【ドイツ】沖縄料理と泡盛で親ぼく ドイツ沖縄県人会新年会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
多くの参加で和やかに行われたドイツ沖縄県人会の新年会=ケルン市内のレストラン

 ドイツ沖縄県人会の新年会が2月19日、ケルン市内にある日本食レストラン「京都」で行われた。レストランは宮古出身の上原教弘さんが経営しており、当日は上原さん夫妻が用意した大鍋いっぱいのソーキ汁と、中味汁、ゴーヤーチャンプルー、それぞれの会員自慢の沖縄家庭料理、手作りケーキが持ち寄られた。また、昨秋の国際食料見本市のスタッフから贈られた泡盛を囲んで遅くまで親ぼくを深めた。

 北はハンブルク、南はハイデルブルク、そして隣国ベルギーと、およそ700キロに及ぶ広範囲から多くの参加者があった。このところ、県人会開催のたびに新会員が増え、うれしい限りだ。
 現在会員は38人だが、遠いベルリン、ワイマールからの参加はかなり厳しく、全員が参加することは不可能な状況ではある。「旅行を兼ねて県人会をベルリンで行うことも考えてみてはどうか」という提案もあった。また将来的に、帰国した人たちのリストを作り、沖縄でドイツ沖縄県人会OB会を持つことも話し合われた。
 写真撮影後、石垣出身で在ベルギーの漢那・デブアー美智代さんによる三線伴奏で「えんどうの花」「ハイサイおじさん」「安里屋ゆんた」が高らかに歌われ、新年会は和やかに終了した。
 (キシュカート・外間久美子通信員)