【ボリビア】日ボ校父母会、感謝状を贈呈 県派遣教師の平教諭


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オキナワ第一日ボ校父母会から感謝状を贈られた平哲男教諭

 沖縄県派遣教師の平哲男教諭は、ボリビアのオキナワ移住地にあるオキナワ第1日ボ学校での2年間の任期を終え、18日にボリビアを出発、帰国した。
 平教諭は2004年3月に赴任。オキナワ第1日ボ校で生徒を教えた。また同校の教諭に対しても、学校運営やコンピューターの使い方を指導した。学校以外でも、着任間もない時期から、入植50周年記念の各行事に精力的にかかわった。また、青年たちにはギターやバンドでの演奏を教えた。

 4日に日ボ会館で行われた送別会(オキナワ日ボ協会、オキナワ第1日ボ校運営委員会共催)では、日ボ校の生徒を代表して7年生の熱田菜美さんが、運動会の練習を指導した平教諭のことを思い出しながら、感謝の言葉をつづった。そのあと、児童生徒全員が、キロロの「未来へ」を歌い、平教諭への感謝の気持ちを表した。
 平教諭は、すべてのテーブルを回ってあいさつ。「2年間を振り返り、世代を超えて、いろいろな人と話ができたことがうれしかった」と満足げに感想を話していた。
(木内一夫通信員)