【ボリビア】移住地対抗サッカー交流、初開催 サンタクルス


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
優勝したヌエバ・エスペランサ校の生徒によるオキナワ移住地第2・3地域のチーム

 サンタクルス市にあるフジクラブ(中田マルコス会長)主催のスポーツ交流会が2日、同クラブで行われた。各移住地の日系人の交流を目的として、今年初めて開催された。
 オキナワ移住地、サンフアン移住地、そしてサンタクルス市のサッカーチームが招待された。前日まで雨が降り続いていたが、当日は薄曇りのサッカー日和となり、グラウンドの状態も良かった。

 試合は小学生の部と中学生の部があった。オキナワ移住地からはそれぞれの部に、オキナワ第1日ボ学校の生徒による第一地域のチームと、ヌエバ・エスペランサ校の生徒による第2・3地域のチームが参加した。
 子どもたちの懸命なプレーを観戦していた家族から熱い声援が飛んでいた。プレー中のわが子の近くまで行って、盛んに指示を出している父親の姿も見られた。
 試合の結果、小学生の部、中学生の部ともにオキナワ移住地第2・3地域のチームが優勝した。
 中田会長は「考えていたよりもたくさんの人たちが参加してくれた。この交流会が今後も継続され、良い交流が続けられることを期待している。」と語っていた。
(木内一夫通信員)