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沖縄県では市町村合併が一段落ついて久しいが、アルゼンチンでも現在、新市民会の設立が進められている。
まずは、南城市民会が創立され、市民会長には比嘉光雄さん=大里村出身=が決まった。副会長は未決定だという。続いて、うるま市民会が4月17日、県人連合会館二階で創立総会を開き、議長に山城剛男さんを選出。議事日程に従って幹部の互選会が行われた。「県系社会や母県沖縄の事情に通じている人」ということで会長に下条善徳さん(86)=平安座出身=を選んだ後、幹部役員を選出して、うるま市民会が発足した。
第一副会長に後仲門清栄さん、第二副会長には福原マリオさん、幹事に東吉浜肇さん、第一副幹事に伊計エクトルさん、第二副幹事に国場ダミアンさん、会計に兼城マルセロさん、第一会計に栄口カルロスさん、第二副会計に栗森栄幸さん、ほか12人の理事を選び、アルゼンチン社会で大きな市民会が出来上がった。
ただ残念なことには、アルゼンチンには石川市民が一人もおらず、内容的には母県の沖縄県とは少し違うことだ。
(新垣善太郎通信員)