【ボリビア】「体験を大切に」 日本などで研修8人が帰国報告会


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 オキナワ移住地の県系人の中から、さまざまな機関が実施する研修に参加する人たちは少なくない。そんな研修に参加した県系人に発表の機会を与えようと、オキナワ日ボ協会社会教育部主催の「研修員帰国報告会」が4月29日、日ボ協会会館で行われた。研修の成果を移住地全体で共有することが目的。昨年に引き続き、今年で2回目。

 研修の成果を報告したのは、昨年から今年前半にかけて日本などで研修を受けた8人。プロジェクターによって映し出される画像などを利用して報告。集まった約60人の聴衆は、熱心に耳を傾けていた。
 2005年の沖縄県のジュニアスタディーツアーに参加した親川千草さんは、沖縄での1週間の活動の内容を報告。「1週間は短くて、もうちょっと長ければ良かったと思った。この体験を大切にしていきたい」と話した。
 そのほかの報告者と研修内容は以下の通り。(敬称略) 井上千春(JICA日本語学校生徒研修)、翁長美幸(JICA日系研修、歯科矯正学)、屋良恵(JICA日系研修、地域政策研究科研究)、比嘉シズエ(JICA日系研修、介護サービス)、熱田恵美子(JICA日系農業婦人研修)、宮城アメーリア(ブラジル、汎米日本語教師研修)、安里幸子(JICA日系研修、日本語教師専門コース)。
(木内一夫通信員)