【アルゼンチン】空手指導で人気集める 比嘉マルセロさん、沖県連に道場


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後列左から3人目が比嘉マルセロ5段=沖県連地下道場

 在亜沖縄県人連合会館では毎日、文化活動が行われている。その代表的なものの一つが空手だ。琉舞と並び、活動は盛んだ。ブエノスアイレス市の沖県連で空手を教えている比嘉マルセロさん(5段、3世)を紹介する。
 教えている流派は松林流。比嘉さんは公認会計士で、沖県連の会計管理を担っている。比嘉さんは東村系の父親(6段、2世)が赤嶺茂秀道場の一番弟子という関係で、11歳のときから同道場に入門し、5段を習得、今日に至っている。
 そして毎週火曜日の午後から弟子たちを集め、会館地下道場で教えているのだ。今のところ弟子は29名。
 アルゼンチンでは空手道場が何軒もあって、大変繁盛しているが、その中でも人気を博している道場は赤嶺道場であり、その門弟である比嘉マルセロさんの名を慕って、集まってくるようだ。彼は素晴らしい沖縄文化の担い手の一人として活躍している。
(新垣善太郎通信員)