【アルゼンチン】懐かしの歌を合唱 大学卒業生らが高齢者招く


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敬老のコーラス会を開いた学士会(左側)と日亜学院(右側)のコーラス団

 在亜沖縄県人連合会の本会場に高齢者を招いての、大学卒業生の組織、日系学士会(AUN)と日亜学院(日本語学校)の卒業生の共催による、コーラス会が4日開催された。
 コーラスは一世の高齢者にも分かるような日本唱歌が主に歌われた。「我は海の子」「小さい秋みつけた」「古里」、さらには「芭蕉布」や「島唄」など16曲を日系学士会と日亜学院が交互に歌った。まさに敬老にふさわしい催しだった。
 コーラス会の前には昼食会を開き、コーラスが終わった後は茶菓子でもてなした。アルゼンチン日系社会は世代交代が進み、今は完全に二世時代となっている。その二世たちが一世である親を思い、コーラス会を開いたことに、親たちは喜んでいた。
(新垣善太郎通信員)