【ハワイ】アシテビチなど人気 テイスト・オブ・オキナワ


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沖縄の食文化を紹介した第8回テイスト・オブ・オキナワ=ホノルル市のハワイ日本文化会館

 沖縄の食文化をハワイの人々に紹介し、楽しんでもらうイベント「第8回テイスト・オブ・オキナワ」がこのほど、ホノルル市内にあるハワイ日本文化会館で盛大に開催された。このイベントは、毎年、WUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)ハワイ支部主催で行われ、今年は、メンバーのクリスピアス氏とマーティン明美氏が共同実行委員長を務めた。イベントの収益金は、ハワイ沖縄連合会の最大のプロジェクトであるオキナワプラザ建設、土地購入の資金に充てられた。

 今年は、沖縄からジミーの稲嶺盛一郎社長をはじめ外食部の藤井久男次長、知念義伸課長、儀間辰夫主任らが、3日前から料理を仕込み、当日、600人以上の沖縄料理ファンに、20種類もの料理を披露した。ブュッフェ以外にサーターアンダギーの調理実演、沖縄そば、アシテビチ、デザートのあまがしコーナーが設けられた。
 沖縄から移住してきた人たちからは、どの料理もおいしい、懐かしいと大好評。一方、日本本土出身で初めて沖縄料理を食べた人は、こんなに種類があるなんてとのコメントもあった。各地の泡盛やオリオンビールも紹介された。
 イベントのハイライトとして行われたのがゴーヤーレシピコンテスト。伝統的チャンプルー系からハワイのシーフードも交ぜたフュージョンまで16品のエントリーがあった。1位を獲得したのがミッツ比嘉氏の「ゴーヤヌアム」。ゴーヤーの酢の物で、300ドルの賞金とゴーヤーのトロフィーが贈られた。
(名護千賀子通信員)