【ボリビア】全国大会へ 少年野球熱戦


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円陣を組んで、監督の指示を聞くオキナワチームの選手たち=6月、オキナワ移住地第一地域総合スポーツ公園

 サッカーの盛んな南米ボリビアでも少年野球が行われている。今年8月に、サンタクルスでボリビア全国大会が開催される。全国大会へ向け、県代表を選出するための県大会が、このほどオキナワ移住地第一地域総合スポーツ公園で行われた。主催は、オキナワ野球・ソフトボール振興会(金城剛会長)。
 通常、全国大会への県代表は1チームであるが、今年はサンタクルスが開催地であることから、2チームが参加できる。
 中学生(13―14歳)の部には、オキナワ移住地、サンファン移住地、サンタクルス市の3チームが参加。総当りでの試合の結果、オキナワ移住地チームが優勝した。全国大会には、オキナワチーム、サンファン、サンタクルスの3チームから選抜された選手らで構成するチームが出場することになった。
 小学生(11歳―12歳)の部には、サンタクルス市からの参加はなく、オキナワチームとサンファンのチームが全国大会に出場する。オキナワは県系人で、サンファンのチームは、日本人と日系人の子供たちのチームであるが、サンタクルスのチームは、主にボリビア人によって構成されている。
 小学生の部には、女子の選手も加わっていた。
 オキナワチームの監督は、小学生チームは沖縄県派遣教師の安谷屋仁教諭、中学生チームは同じく松尾剛教諭である。全国大会に向けて練習に励んでいる。
(木内一夫通信員)