【ブラジル】ミス琉装に大城ユリさん 沖縄郷土祭り


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ミス琉装に選ばれた大城アレッサンドラ・ユリさん

 ブラジル沖縄文化センター(与那嶺真次理事長)主催の第19回沖縄郷土祭りとミス琉装コンテストが、7月29、30の両日、ジアデーマ市にある同センターで開催された。
 祭りの目玉であるミス琉装コンテストは、2日目の30日に行われ、各支部から推薦を受けた14歳から26歳までの18人が美を競い合った。審査の結果、ミス琉装にサントアンドレ支部推薦の大城アレッサンドラ・ユリさんが選ばれた。また、準ミス第1に比嘉シンチア・チエミさん(サンマテウス支部)、準ミス第2に儀間リリアン・ミカさん(パトリアルカ支部)、ミス・シンパチーア(愛嬌(あいきょう)さん)に田港メリッサ・ユリさん(ジャバクワラ支部)がそれぞれ選ばれた。審査は宮城清信委員長ら10人の審査員で行われた。
 会場は、各支部の応援合戦で、熱気に包まれていたが、冬の屋外は寒い上にあいにくの小雨模様。沖縄そば、山羊汁などの郷土料理やパステルなどの温かい食べ物を求めて長い列ができた。2日間の入場者は約2000人。
 コンテスト、アトラクションの司会は昨年同様、照屋イサオさんと上原初枝さんが担当。舞台では郷土祭りの名にふさわしく、沖縄古典音楽合同演奏、琉球民謡、琉球舞踊、琉球國祭り太鼓、レキオス同好会太鼓、獅子舞、沖縄空手や古武道などが披露された。
 コンテストの後、今回は新趣向として女装した男性による「ミス・ミソー」が行われ、会場は笑いの渦に包まれた。
(与那嶺恵子通信員)