【ボリビア】寒さも何の コロニア・オキナワ大運動会


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優勝した第1移住地チームを代表して、宮城和男日ボ協会長から賞状を受け取る池原哲也さん

 第29回コロニア・オキナワ大運動会(オキナワ日ボ協会主催)が、7月30日、オキナワ移住地第3地域グラウンドを会場に行われた。
 運動会当日は、厚い雲に覆われ、肌寒いあいにくの天候で、入場行進をして整列した選手たちは、色別のユニホームで並んでいるはずだったが、全員が防寒服を着ていた。
 宮城和男日ボ協会会長は、「この運動会は母県で行われていた運動会をそのまま行っています」と、移住前に沖縄県で参加していた字対抗の市町村の運動会に触れながらあいさつをした。競技数は全部で49、そのほとんどが徒競走やリレーなどのトラック競技が中心。
 第1移住地2チーム、第2移住地チーム、第3移住地チーム、そしてサンタクルスチームの5チーム対抗で争われた。肌寒い天候は、選手たちの体温を奪っていった。ウオーミングアップを済ませてスタートを待っている間に、体が冷えてしまう。スタートぎりぎりまで防寒服を着ていた。
 最終競技の、一般男子による1600メートルリレーは、走る選手も応援も最後の力を振り絞った。結果は、学生の部、一般の部ともに優勝をした第1移住地チームが総合でも優勝を手にした。
(木内一夫通信員)