【ペルー】研修生派遣20年 宜野座村人会が記念大会


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熱戦が展開された在ペルー宜野座村人会研修生派遣20周年記念グラウンドゴルフ大会=8月23日、県人会運動場

 在ペルー宜野座村人会(伊芸サンティアゴ会長)では、母村に研修生を送り出してから今年で20年目を迎える。節目の年を迎え、8月23日、リマ市郊外の県人会運動場で、記念のグラウンドゴルフ大会を開いた。午前11時の試合開始に先立ち、伊芸マヌエル運動部長が大会の趣旨や、ルール、採点方法などを説明。45人の参加者を男女9チームに編成し、一斉に競技を開始した。
 3時間に及ぶ激戦の結果、女子の部で三村エミさんが35得点、男子の部では仲松ルイスさんが37得点を獲得して優勝、宜野座村人会杯を手にした。
 大会に使用されたグラウンドゴルフのすべての用具(36組)は、先の2001年に開催された第3回世界のウチナーンチュ大会の際に、翁長雄志那覇市長より各県人会に寄贈されたもの。宜野座村人会では、これを機に、毎年競技大会を実施することを授賞式後に正式に発表した。
(赤嶺光弘通信員)