【アルゼンチン】事業支援、県に要請へ 移住100年祭準備委員会


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市町村人会の代表が集まり開かれた移住100年祭典準備委員会

 市町村人会代表者による移住100年祭準備委員会が9日、沖県連会館2階で開催された。
 米須清文準備委員長は、まず「前の準備委で大体話し合った通り、記念事業として『うるま園に多目的ホール』と『高齢者福祉施設』の建設を構想しているが、これらは相当な資金が必要なので、今度のウチナーンチュ大会のとき、県知事や県当局と相談しなければならないと考えている」とあいさつ。そのほかに、移民史の作製を検討しているが、その委員長を比嘉善雄らぷらた報知社長にお願いし、委員を崎原朝一さんにしたいと述べた。
 また玉城昌一元沖県連会長から意見として「移住80年祭に記念事業として大成功を収めたものとして、沖縄名産品の展示即売会がある。壺屋陶器や琉球絣(がすり)、琉球ガラス、あるいは泡盛などの製品を提供してもらい、その売上金が記念祭の費用を満たしてくれた」と述べ、今回もそれを勧めた。
 その後、3日前、相談役を招いて100年祭の委員について相談したが、その中で総務部長を新垣定二沖県連幹事に決めたので、よろしくとの紹介があった。
(新垣善太郎通信員)