【ブラジル】ウチナーンチュ大会で説明会 ブラジル県人会


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世界のウチナーンチュ大会に向けて開かれた説明会=ブラジル・サンパウロのブラジル沖縄県人会館

 10月12日に開幕する第4回世界のウチナーンチュ大会を前に、ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は9月22日午後(日本時間23日午前)、サンパウロ市内の県人会館で説明会を行った。2世を中心に同大会に参加する県系人約100人が出席。渡航に関する注意事項や、手続きなどの説明を県人会事務局や旅行会社が行った。
 あいさつした与儀会長は「2年後は移住100周年を迎える。ウチナーンチュ大会では、ブラジルのウチナーンチュが団結して、100周年をアピールしよう」と話した。県人会では、11日開催される前夜祭パレードでは、そろいのTシャツを着用して、行進する予定だ。
 琉球大学に留学経験があり、12年ぶりに来沖する2世の比嘉小百合さん(35)=浦添市系=は「大学時代の友だちに会うのが楽しみ。沖縄がどんなふうに変わっているのかを見たい」と笑顔で話した。1世で旧具志頭村出身の伊福正徳さん(64)は「ワクワクしている。帰ったら、お墓参りをしたい」と語った。
(与那嶺恵子通信員)