【ボリビア】独立の喜び地域で祝う オキナワ移住地で式典


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「祖国」という詩を朗読した宮里カオリさん

 ボリビア国の独立記念日(8月6日)を祝う記念式典がオキナワ移住地でもこのほど、オキナワ移住地第一地域とオキナワ村の共催で行われた。
 日本人・日系人の子供たちの通うオキナワ第1日ボ学校をはじめ地域内にある学校の生徒がバンダ(鼓笛隊)の演奏で、校旗を先頭に行進して、公民館前の広場に整列した。
 ボリビア国旗の掲揚とボリビア国歌斉唱によって式典は始められた。村長らのあいさつ、「ボリビア国旗の歌」などの斉唱などとともに、各校からのダンスなどが演じられながら、プログラムは進められた。オキナワ第1日ボ学校を代表して、4年生の宮里カオリさんは「祖国とは私たちの精神を照らす聖なる名前であります」と始まる「祖国」という自作のスペイン語の詩を朗読した。
 会場には日本人もボリビア人もたくさん集まり、ボリビア国独立の喜びを共にした。
(木内一夫通信員)