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第2次世界大戦中、ヨーロッパ、太平洋方面で活躍した日系部隊の除隊兵グループは9月24日、パンチボウル国立記念墓地で初めての合同慰霊祭を行った。
参加したのは第100歩兵大隊、第442連隊、第1399工兵隊、情報部隊(MIS)の除隊兵たち。
これまでは個別に慰霊祭をしてきたが、メンバーの高齢化が進み参加者が減少の一途をたどるため、合同慰霊祭実施が3年前から検討されてきていた。
メンバーの家族、その他コミュニティーの協力により実現した。
約500人の参加を得て、式典が開かれた。第100大隊除隊兵クラブのロバート新垣繁雄会長は「初めての合同慰霊祭の実施は、将来に向けての新たな礎石。われわれ戦友の中から最初の戦死者があった日を記念して、毎年9月の最終日曜日に慰霊祭を執り行なうのが伝統であり、われわれはこの伝統を若い世代が継承することを望んでいる」とあいさつした。
この後、各除隊兵クラブおよびその関係者代表が献花した。
(ハワイ・パシフィックプレス)