【ボリビア】親子で地域で大熱戦 日ボ協会がソフトボール大会


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スーパーマンに似せたユニホームを着てプレーする第二・第三地域の子供たち

 オキナワ日ボ協会主催の第16回オキナワ親善ソフトボール大会が8日、第1地域のスポーツ公園で開かれた。オキナワ移住地第1、2、3の各地域と、サンタクルス市の合計22チームが参加した。Aグループは男性12チーム、Bグループは女性と小学生の10チームがトーナメント形式で対戦した。
 Aグループの決勝は、第1OBのBチームと第1青年Aチームの第1地域同士の対戦となった。6回を終わって16対16の同点。7回表にOBチームは7点を取り、それを守り切って23対22で勝利した。
 自らもOBチームでプレーした沖縄県派遣教師の松尾剛教諭は、閉会式の講評で「OBチームの経験が青年チームの若さを上回った」と語った。
 Bグループの決勝は、第3地域女子チームと第3地域女子青年チームで争われた。決勝戦のこの組み合わせは3年連続。両チームの選手の90%は親子で、親が子供をアウトにしたり、子供が親の所に打ってヒットにしたり。観客も両チームを応援した。結果は19対11で女子青年チームが勝利した。
 第2・第3地域の子供たちが通うヌエバ・エスペランサ校の生徒たちは青色のユニホーム。デザインはスーパーマンにそっくりで、背中には「おれたちがヒーローだ」の文字。デザインしたのは、沖縄県派遣教師の安谷屋仁教諭。間もなく卒業する8年生と映画「スーパーマン」を撮影中とのことで、それにちなんでデザインしたと語った。
(木内一夫通信員)