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琉球箏曲の興陽会ハワイ支部(新川安子会長)は、今年で設立30周年を迎え、10月1日、アレワハイツの料亭「夏の家」で、盛大に記念祝賀会およびコンサートを開催した。
祝賀会には、ハワイ沖縄県人連合会(HUOA)のラバーン比嘉会長、ハワイ沖縄センターのウエイン宮平専務理事をはじめ、琉球舞踊、太鼓、三線など琉球音楽各派の代表やメンバーの家族、友人ら100人近くが出席し、大いににぎわった。
午後5時すぎから始まったコンサートでは、最初に新川会長が「興陽会も30周年を迎えることができました。これも皆さまのおかげであり、また会の創設・発展に尽くされた川上善子先生や泉川お豊先生のことを思い出します」とあいさつした。続いて、興陽会メンバー約40人が大広間いっぱいに広がって、野村流音楽協会の協力により「かぎやで風」「中城はんた前」「恩納節」「金武節」「御縁節」と次々に演奏を繰り広げ、当日の出席者を楽しませた。
興陽会ハワイ支部は、1976年2月、仲宗根ナヘ、川上善子、喜屋武静子、泉川お豊の4師範を中心にして結成され、初代支部長には泉川師範が就任した。現在ではハワイ最大の琉球箏曲団体となっている。
(ハワイ・パシフィックプレス)