【ボリビア】折り紙教室の作品など一堂に 日ボ協会文化展示会


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1000点以上の作品が並べられたオキナワ日ボ協会社会教育部主催の第3回文化展示会=オキナワ日ボ協会文化会館大ホール

 オキナワ日ボ協会社会教育部主催の第3回文化展示会が、10月21日から24日まで、オキナワ日ボ協会文化会館大ホールを会場に行われた。各地域婦人会を通しての作品をはじめ、オキナワ第1日ボ学校やヌエバ・エスペランサ校の児童生徒の工作、デイサービスで作ったお年寄りの作品など、1000点以上が展示された。
 開会式で中田丞社会教育部部長は、作品の発表の機会があることの重要性を語るとともに、飾りつけなどの準備をした婦人たちの労をねぎらった。式後、各自展示物を見たり、自分が作品を作った時の苦労話を話していた。婦人たちの中には、月2回開催されている折り紙教室に参加している人もいて、彼女たちはいくつもの折り紙の作品を出品していた。第一地域婦人会では、9月にポルセラーナフリア(パンフラワー)の講習会が開かれた。その時作製した作品も今回出品されていた。講師のエディス・ペイナードさんも来場しており、完成した作品のレベルの高さに驚いていた。
 21日の午後には、講演会が開催され、沖縄県派遣教師の松尾剛教諭が「文化と呼ばれる条件とは」の題で、コロニアを愛しその生活を通して伝統・文化を生み出していく重要性を語った。その後、児童生徒が三線の演奏やダンスなどを披露した。
(木内一夫通信員)