【ハワイ】公演に向け結束誓う 野村流ハワイ支部40周年記念


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仲兼久キース幸二会長(左から2人目)、仲宗根盛松師匠(中央)と協会メンバー

 ホノルル市内のレストランで、来年開催される野村流音楽協会ハワイ支部40周年記念公演のキックオフパーティーが、行われた。パーティーには、約80人のハワイの琉球芸能関係者、報道関係者、ハワイ沖縄連合会役員が招かれ、公演実行委員会メンバーも全員顔を合わせた。

 ハワイに組織が設立されて40年を迎えるが、これまで歴史上の資料が少ないため、調査が続いている。1906年の2月にカワイ島に初めて野村流が伝わり、正式な組織になったのは、67年3月。翌68年に第1回の公演が開催された。
 仲兼久キース幸二会長は、公演開催正式発表の後、公演へ向けての協力を呼び掛けた。食事をしながら、メンバーの唄三線と踊りが披露され、集まった人々は、公演へ向けて新たな結束を誓った。
 公演は、来年4月22日ハワイ沖縄会館で、仲宗根盛松師匠の95歳のお祝いも兼ねて行われる予定。沖縄からの出演者もあり、大規模な公演となる。
(名護千賀子通信員)