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ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の第12回開拓先亡者追悼慰霊法要が10月29日午後2時から、サンパウロの県人会館大サロンで行われた。
法要は上原武夫第一副会長の司会で進められ、田場ジョルジ実行委員長のあいさつの後、野村流古典音楽協会、野村流古典音楽保存会、琉球筝曲興陽会、琉球筝曲保存会のブラジル支部4団体の合奏による「88節」が厳かに流れる中、献花の儀、献茶の儀が行われた。続いて、浄土真宗川上寛祐導師による読経が行われ、参列者約100人が焼香をした。
追悼の辞では、与儀県人会長と与那嶺ルーベンス笠戸丸先駆者子孫代表が、先人の苦労をたたえるとともに感謝の念をささげ、「ウチナーンチュの子孫として、日系社会、ブラジル社会の発展に努力します」と誓った。
元帰国留学生・研修生による献花の儀、献茶の儀には、上原かおりさん(中城村研修生)、与儀あけみさん(県費研修生)、銘苅エレナ惠子さん(浦添市研修生)、米田ルシアナまさみさん(浦添市研修生)が接待を務め、喜ばれた。
(与那嶺恵子通信員)