【ボリビア】ウチナーンチュ大会盛況 県人会役員会で報告


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ボリビア沖縄県人会の役員会で第4回世界のウチナーンチュ大会の報告をする比嘉次雄会長(中央)。右は宮城和男日ボ協会長

 ボリビア沖縄県人会(比嘉次雄会長)の第9回役員会が11月10日に行われた。その中で第4回世界のウチナーンチュ大会に参加した比嘉会長やボリビア日ボ協会の宮城和男会長から、大会の様子などについての報告があった。
 大会前夜祭のパレードには、ボリビアからの大会参加者のほか、ボリビアから帰国した移住者やその家族、さらにオキナワ移住地へ研究のために来た日本大学の学生の協力もあり、約100人で行進することができた。
 また、10月10日には沖縄ボリビア協会主催の歓迎会が行われた。歴代の沖縄県派遣教師ら大勢の方が集まり、温かく歓迎してくれた。
 歓迎会では、第8回役員会でボリビア沖縄県人会特別会員として認定した沖縄ボリビア協会会長の玉木正邦氏、日本ボリビア協会専務理事の渡邉英樹氏に対して認定書が手渡され、2人とも大変喜んでいた。
 比嘉会長と宮城会長は沖縄県知事をはじめ、20カ所以上を訪問し、移住地縦貫道路や第3移住地からサンタクルスへの道路の舗装整備など、移住地の抱える課題改善に関しての協力を陳情した。
 特に、先住民土地不法侵入問題に関しては、10月17日付琉球新報朝刊でこの問題が報じられたこともあり、大きな衝撃として受け止められていると、比嘉会長らが報告した。
(木内一夫通信員)