【ブラジル】故郷思い民謡熱唱 世代超え148人出場


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148人が参加して開かれた第13回沖縄民謡カラオケ大会=県人会本部会館大サロン

 沖縄県人会(与儀昭雄会長)主催の「第13回沖縄民謡カラオケ大会」が、11月19日午後2時から、県人会本部会館大サロンで催された。
 手軽に民謡が歌えるということで、毎年出場者が増えており、サンパウロ市内だけでなく近郊支部からの出場者を合わせ、今年は148人が参加した。
 新人、優秀、最高の部はそれぞれ高齢者(70歳以上)と一般に分かれており、そのほかチビッコ(13歳まで)とグランプリの部があった。新人の部には指定曲はないが、優秀の部は15曲、最高とグランプリの部はそれぞれ6曲の指定曲の中から選んで歌った。
 今年の県人会行事の最後となる「民謡カラオケ大会」とあって、会場には大勢の民謡ファンが集まり、大きな拍手を送っていた。
 審査員は12人で、大会は午後9時まで熱唱が続いた。
 各部門の優勝者は次の通り。(敬称略)
 〈チビッコ〉天願愛子「弥勒節」(カンピーナス支部)
 〈新人〉高齢者=高江洲義盛「すみなし節」(ビラカロン支部)
▽一般=宜野座クリスチナまゆみ「童神」(ジャバクアラ支部)
 〈優秀〉高齢者=城間貞吉「懐かしき故郷」(サントアンドレー支部)
▽一般=真川マリオ「命身節」(ビラカロン支部)
 〈最高〉高齢者=大城幸子「吉屋物語」(ビラアルピーナ支部)
▽一般=奥浜真一「吉屋物語」(サントアンドレー支部)
 〈グランプリ〉大城則康「謡の道」(サントアンドレー支部)
(与那嶺恵子通信員)