【アルゼンチン】県人連合会でシニアカラオケ大会


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シニアカラオケ大会で1位に輝いた和後タミ子さんら入賞者

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は11月25日、ブエノスアイレス市の沖県連会館で第8回シニアカラオケ大会を盛大に開催した。大会には、沖県連、読谷村人会、沖縄ゴルフ、沖県連婦人部、日系老人クラブ、在亜商工会議所、ラプラタ日会、中城村人会、フロレンシオ・バレーラ日会、ブルサコ日会、コロニア・ラプラタ日会の11団体と個人が参加。総勢55人が出場した。
 観覧席は、多くのシニアたちでにぎわった。テーブルにはワインやさまざまな飲料水、ウイスキーなどが並び、すしなどを食べながら、舞台を注視していた。
 出場者の中でも特に、92歳になる古堅キクさんが、しみじみと「知床旅情」を20歳代顔負けの声で歌い上げ、皆びっくり。テーブルのシニアたちは、手に持ったはしを口に付けたまま、目を見開いていた。
 歌い手たちは日ごろ練習した歌を一生懸命に歌って競い合った。シニアというだけあって歌のほとんどは演歌調。中には扇を振り、体全体を動かして歌う人もいて、普段のカラオケ大会とは違った雰囲気を醸し出していた。終わったのは午前1時半と、大盛り上がりのカラオケ大会となった。
 結果は次の通り。(敬称略)
 【団体】1位・ラプラタ日会A、2位・沖縄ゴルフA、3位・フロレンシア・バレーラ日会
【個人】40歳―55歳の部1位・和後タミ子、2位・仲村渠定幸、3位・山城シオ子
▽56歳以上の部1位・小笠原ヒトシ、2位・外間カルロス、3位・上原カルロス
 (新垣善太郎通信員)