かりゆしウエアデザインコンペ 末吉さんにグランプリ


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第6回oasia沖縄かりゆしウエアテキスタイルデザインコンペの受賞者たち=14日、那覇市の沖縄産業支援センター

 かりゆしウエアの図柄を提案する第6回oasia沖縄かりゆしウエアテキスタイルデザインコンペ(主催・県衣類縫製品工業組合)の表彰式が14日、那覇市の沖縄産業支援センターで開かれた。グランプリ賞に末吉由佳梨さん(県立芸術大学3年)の「風にゆれるクロトン」が選ばれた。

8人が受賞し、同組合の大坪愼治理事長が出席した5人に賞状と賞金を手渡した。
 末吉さんは「日ごろから、かりゆしウエアに興味があり新しいデザインを提案したかった。クロトンの葉の色を鮮やかに見せるのに工夫した」と述べた。
 コンテストには県内外から過去最高の153点の応募があった。昨年は県外からの応募は9点だったが、今回は県外の学校にポスターを配布するなど告知活動を強化し県外から69点の応募があった。
 佐賀県から出席し、銅賞を受賞した田代幸久さん(香蘭ファッションデザイン専門学校3年)は「かりゆしウエアをよく知らずに応募したが、今回沖縄に来て多種多様なデザインがあることを知り勉強できた」と話した。
 そのほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
▽金賞 比嘉絹枝(県立美来工科高3年)
▽銀賞 平良まどか(同3年)
▽銅賞 磯川永子(e―glove design)、伊良波愛理(一般)、知念仁志(一般)、小倉千加子(一般)