【アメリカ】県内舞踊家、観客を魅了 オハイオ県人会が10周年式典で招待


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
オハイオ州県人会10周年で琉球舞踊などを披露した沖縄側のメンバー=オハイオ州

 オハイオ県人会の招きでアメリカ入りし、創立十周年記念式典・祝賀会を盛り上げた沖縄からの芸能人。琉球古典音楽安冨祖流絃声会師範で、県指定無形文化財琉球古典音楽技能保持者の宇保英明さん、同会師範の嘉数三郎さん、そして太鼓鼓動響泉会師範、喜屋武光廣さんらである。

 踊り手は、各県人会でもなじみの玉城流光乃会家元の大城光子さんが「南洋浜千鳥」と「武の舞」を披露し女性的な細やかな動きと対照的な勇壮な動きを見せ、観客を魅了した。
 玉城流七扇常乃会会主の大城常政さんは「鳩間節」を踊り、力強い舞を見せた。また、女踊りの「汀間当」を舞い、女性の思いをユーモラスにかれんに表現し観客を喜ばせた。
 無憂華の会教師、宮城律子さんは、「日傘踊り」を涼風感たっぷりに優雅に披露した。(鈴木多美子通信員)