16日に投開票された県知事選で当選した翁長雄志氏(64)は17日朝、那覇市の自宅で報道各社の取材に応じ、「私たちが訴えてきた(基地問題などの解決に県民を挙げて取り組む)オール沖縄が県民に理解され、勝利した」と語った。その上で「困難な問題が予測されると各紙に書いている。十二分に承知している」と表情を引き締めた。
翁長氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の阻止を日米両政府に訴える考えをあらためて示し、「新しい歴史の一ページだ。沖縄が自己決定権に基づき、主張させてもらう」と決意を表明した。17日は報道各社の取材をこなす。
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