【アメリカ】新ウチナー民間大使決定/北米県人会


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認証状交付式典に臨んだ新ウチナー間大使の(左から)当銘由洋、比嘉朝儀前県人会会長、当銘貞夫、ヘリーン島根、徳永愛子=県人会館

 沖縄県文化環境部国際交流課(現・県観光商工部交流推進課)はこれまでのウチナー民間大使制度の改正を行い、「新ウチナー民間大使」を各国から認証、稲嶺県知事名で認証状を送付した。

 1990年8月に「第1回世界のウチナーンチュ大会」が開催されたことを契機に、ネットワークの人的拠点としてウチナー民間大使制度が創設され14年が経過した。北米沖縄県人会は2日、県人会館で開催された月例理事会で認証交付式典を挙行した。
 新ウチナー民間大使設置の趣旨は、沖縄県と世界の人的ネット・ワークを拡充・強化し、経済、文化、学術などあらゆる分野で国際交流と協力を推進し、本県および各国地域の振興に資するためとなっている。
 ちなみに、従来のものを次のように改正している。(1)民間大使は、日ごろの活動をもって認証されるものであり、特定の役割を担うものではない。(2)人数枠は制限なし(3)期間は特に定めない(4)発足時からこれまでの民間大使をあらためて認証する(現在世界で約500人)(5)新ウチナー民間大使活動助成事業の新設(6)報償金は廃止―などである。
 北米沖縄県人会の新民間大使は次の通り。
(敬称略)
 徳永愛子、山城春雄、当銘貞夫、島根ヘリーン、当銘由洋、ジュリアン・イーリー
(当銘貞夫通信員)