【ハワイ】歌や踊りで盛り上がる/かりゆしバラエティーショー


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約400人の参加で盛り上がったかりゆしバラエティーショー=ハワイ沖縄センター

 第16回かりゆしバラエティーショーが1日、ハワイ沖縄センターで開かれた。このイベントは、日ごろ、歌や踊りを趣味として楽しんでいるシニアに、設備の整った場所での発表の場を設け、家族や友人に披露するというのが目的だ。

 「出演する人たちは、毎年ステージに立って踊りや歌を披露することで生きがいを感じ、それが長寿につながっている。友人、家族が応援すると、一層元気が出ます」と語るのは、16年間、実行委員長を務める城間ドロシーホー氏。ショーの司会は、宇良啓子アナウンサーが務め、午前9時から午後2時まで、バラエティーに富んだプログラムをこなした。
 入場料15ドルには、プログラム本、飲み物、弁当が含まれ、会場には約400人が詰め掛けた。翁長ヨシコ琉球舞踊クラブ、柳清本流柳の会ハワイ支部、キラウエア沖縄ダンスクラブら各クラブが琉舞を披露し、カラオケではマリオンカラオケスクール、ハワイ友の会、ハワイ沖縄センターカラオケ会などが、紅白に分かれてて自慢ののどを競った。
 オキナワンポテトで知られる紅イモを素材にしたデザートコンテストも行われ、上位入賞者には、賞金が送られた。コンテステント城間シャリースさん(14)の、紅イモペーストに包まれたもちに、黒ごまときなこで覆われたゴルフボールサイズのヘルシーオキナワンウムニが見事1位を獲得した。
 ゲストパフォーマンス、特別出演として、沖縄系若手ミュージシャン島袋ブルース、神里ジョディらのウクレレ演奏、そしてホノルル市長、ムフィーハネマン氏が歌を披露、宇良啓子氏はソロ琉球舞踊で、さらに会場は盛り上がった。
 (名護千賀子通信員)