琉球新報社 
２年前、ジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズのヒップホップ・ダンサーオーディションに３００人の応募者の中から合格者４、５人という狭き門をくぐり抜けて、華々しいデビューを飾った仲宗根梨乃さん。昨年はブリトニーのツアーに同行、ヨーロッパやアメリカの主要都市でダンスを披露した。この２年間でプロダンサーとして映画、プロモーション・ビデオ、広告、ショー、振付師、ダンス・スタジオの教師などさまざまな活躍を見せている。
仲宗根さんは「本場アメリカでこれだけの経験ができて、すごくありがたい。自分の心を信じてここまで来られたので、これからも同じように、いろんなことを経験していきたい」と意欲を示す。
仲宗根さんは那覇商業高校在学中にオクラホマ州の交換留学を経験。その後サンディエゴ市立大学に進学し２００２年に卒業した。大学では美容学を専攻した。卒業後はプロダンサーとして本格的な活動を開始、現在に至っている。
最近の活動としては「ノーダウト」のボーカルとして人気のシンガー、グウエン・ステファニーのバックとして全米ツアーが予定されているという。１０月２日には夏川りみロサンゼルス公演の打ち上げパーティーの司会をする予定。
「いろんな役に挑戦するつもり。将来は何でもこなせるエンターテイナーになりたい。忙しかったが、充実した２年間だった」と振り返った。
（当銘貞夫通信員）
