【アメリカ】エナジック社と婦人部が寄付/北米沖縄県人会に


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県人会館建設資金として寄付した(右から)大城アメリカ・エナジック副社長と、当銘北米沖縄県人会長、神谷建設委員長、照屋エナジック社ハワイ・オフィス代表

 電解水生成器(還元水)メーカー・レベラックで発展を遂げているエナジック社(本社東京、大城博成社長)のアメリカ・ロサンゼルス支店副社長・大城博樹さんがこのほど、5千ドルの小切手を持参して北米沖縄県人会を訪れ、県人会館建設資金の一部に役立ててほしいと、ケン神谷建設委員長に手渡した。また、県人会婦人部(呉屋君子部長)も3100ドルの小切手を持参し、寄付した。

 北米沖縄県人会がロサンゼルスの隣接都市ガーデナ市に移設してから6年が経過。この間3つのビルを改造、県人会センター、山内ビル、東ビルとして会員に利用してもらっている。
 センター・ビルの2階には事務所と図書室があるが、階段を使用しなければならず、特に老齢の人たちに不便を来している。そこで、昨年から一大キャンペーンを実施、エレベーター設置の基金募集を開始した。工事完成費用は約12万ドル(約1400万円)が必要となる。
 寄付金提供に当たり大城副社長は「当銘会長からエレベーターが必要で、寄付金が急務との説明があったので、提供した。県人会の皆さまには公私共にお世話になり感謝しています」と語った。また、県人会婦人部は30年にわたって、天願幸子さんをはじめ歴代の部長時代から営々と蓄えた金額を今回建設基金に提供した。
(当銘貞夫通信員)