一生「推し!」のパン屋さんができた理由☆えくぼママの沖縄子育て


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こんにちは。みはるです。

「初めてのお買い物」っていくつの時でしたか?

私の生家は公園に面していて、その公園に昔からの駄菓子屋さんがあって、
その地域の子ども達の初めてのお買い物は大体その駄菓子屋さんでした。
(今でも残ってます!)

成長していくうちに小さな個人店はどんどん減っていって、
私が初めてのアルバイトをするようになる頃には、
子ども達の初めてのお買い物の場所はコンビニが定番になっていました。

時は流れて、自分の子どもが生まれる頃にはすっかり駄菓子屋さんは貴重な存在に。
そんな息子も小学生になり、最近やっと「1人でお買い物、行ってみる!!」
と、目の前のスーパー(うちから入口が見える)や近所のパン屋さんにお買い物に行くようになりました。

先日も「明日朝は食パンが食べたいからおつかい行ってくる!」と、渡したお金をお財布にしまい、1人で出かけて行きました。

見送った後に、『あ、この前そのパン屋さんのミニクロワッサンも食べたいね〜と話していたけど覚えているかなぁ』と思った私、食パンの在庫確認も兼ねて、念のためにそのパン屋さんに電話をしてみることに。

お店の方に、
「今子どもがそちらの食パンが食べたい。と買いに向かっています。
いつも8枚切りを買うのですが今日はまだありますか?」
それから、「ミニクロワッサンも食べたいと前に話していたので、食パン以外にミニクロワッサンも買うように伝えてもらってもいいですか」
と伝えました。

お店の方は「わっかりました〜!対応しますね。」と軽やかにこたえてくれました。
 

帰ってきた息子。
とびきりの笑顔で、

「いつも8枚切りを買うから覚えていてくれていたのか、食パンくださいって言ったら8枚切りがすぐ出てきたよ~!」
「食パンだけでお会計しようとしたら、『それだけでいいの?』って言われたから、こないだ話したのを思い出してミニクロも買ってきた!」
「これからパン屋さんへのおつかいは任せて!

と得意顔。
 

「お母さんから電話が来たよ」などとは言わずに、子どもの「できた!」の成功体験を全面的に後押ししてくださったお店の方に感謝感激でした。

このパン屋さん、一生推します。

子育って、親だけでは出来ないから
家族や友人の近しい人だけでなくて、
街の人や道行く人でも相互し合っているから
全ての子どもにとって良き出会い出来事がたくさん起こるといいなぁ
と思った出来事でした。
 

(えくぼママライター みはる)

 

☆ プロフィル ☆

みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆

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