うるま市前原の「うるマルシェ」は新鮮な食材や料理に出合えるお出かけスポット。施設内のフードコートで営業する「てんぷす食堂」を今回は紹介します。
お店の名物メニューと言えば、じっくり煮込んだてびちを揚げた「てびち唐揚げ」。そして今回のおすすめの「もずくとり唐揚げ」(1個150円)。衣にうるま産のモズクを混ぜ込み、鶏肉の味付けには浜比嘉島の塩を使用したジューシーな一品ですよ。衣はさくっとした食感、モズクの味わいも感じられるように仕上がっています。
うるま市はモズクの生産量日本一の自治体ですが、コロナ禍でその需要が減少。出荷できないモズクが大量にあり、生産農家さんたちは苦境に立たされています。「もずくとり唐揚げ」を紹介したのは、「県民の皆さんにモズクを食べてもらって生産者をサポートしたい!」というオーナー、金城善彦さんの思いもあったからなのです。
金城さんの熱い気持ちも一緒に揚げられる唐揚げ。買ってすぐにかぶりついても、食卓のおかずに加えてもおいしくいただけます。ぜひこの機会にお試しください。お店では、県産豚肉を台湾風の味付けで煮込んだ「宜野飯(ギーノーハン)」(600円)もご用意しています。
Menu<メニュー>
- てびち唐揚げタコス味………1個200円
- てびち唐揚げ旨塩味…………1個200円
- ゴーヤーとり唐揚げ…………1個150円
- 島らっきょとり唐揚げ………1個150円
- てんぷすてびち丼…………………600円
※価格は全て税込
(2022年5月19日付 週刊レキオ掲載)