先日、ドライブ中に宜野湾市立図書館近くで「ちんスコーン」と書かれたのぼりを見かけました。駄じゃれのような商品名に二度見してしまいました! どんな商品か気になるので、調査してください。
(浦添市 ローリング・スコーンズさん)
ちんすこうならぬ「ちんスコーン」ですか。確かに駄じゃれのようなネーミング(失礼)。インパクトありますね。名前から推測するに、ちんすこうとスコーンを融合したものだとは想像できますが、どんな商品なんでしょう。これはぜひ食してみたい! とにもかくにも、現場に行ってみましょう。
2種類の生地から手作り
依頼人の情報を基に、のぼりが立っていたという宜野湾市我如古にあるスコーンとマフィンの専門店「nicoli(ニコリ)」に到着。オーナーの石倉征彦さんと店長の崎山さおりさんが出迎えてくれました。パステル調のかわいい店内にはスコーンやマフィンなどの焼き菓子がずらりと並んでいます。焼きたての香ばしくて甘い香りがたまりません。
「ちんスコーン」はいつから販売しているのでしょう。
「オープン当初からの商品なので、12年前からです」と開発者の崎山さん。
さっそく、石倉さんが商品を持ってきてくれました! 見た目は通常のスコーンと変わらないように見えます。
「ちんすこうの生地とスコーンの生地をブレンドしています。まず、ちんすこうとスコーンの生地をそれぞれ作って、混ぜて焼いています」と崎山さん。
生地から手作りしてブレンドしているとは! 手間をかけているんですね。
ザクザク食感がクセに
崎山さんによると「食感はスコーンとも、ちんすこうとも違います。ザクザクです!」とのこと。他のスコーンは、外はさっくり中がしっとりなので、あまりない食感が特徴のようです。
リピーターからは「食感がクセになる」という意見が多いそう。石倉さんは「一番人気の商品で、ちんスコーンだけを買いに来るお客さんも多いです。まとめ買いする方や、中・高生も買いに来ます」と教えてくれました。目立つところにのぼりを立てているといい、まさにオリジナルの看板商品なんですね。
崎山さんに開発の経緯を聞くと、「きっかけは私自身がちんすこうが大好きで、普通にちんすこうを焼いても面白くないので、どうせならスコーンとちんすこうをミックスして合体したものが作れないかなと思ったんです」と答えてくれました。商品開発は大変だったのかと思いきや、1日でできたとのこと。名前にもこだわりがあり、「ちん」は平仮名で「スコーン」は片仮名だそうです。「『ドラえもん』的なものです」と崎山さんは笑います。
スコーンをいただいてみると、本当にザックザクの食感で、食べ応えがあります。香ばしさが口の中に広がり、ほのかにちんすこうの味も感じられます。これはクセになるのもうなずけます。
「プレミアムスコーン」という週末限定商品の販売も行っている同店。抹茶スコーンの間にあんこをはさんだ「抹茶あんこ」や「あんバタ」、スコーン生地をのばして巻いてカットした「スコーンdeシナモンロール」、クッキーをスコーン生地に挟んで焼いた「クッキースコーン」など、ユニークなスコーンが週替わりで登場するそうで気になります!
店舗で丁寧に焼き上げているちんスコーン。手土産にしたら話もはずみそうですね。新しい食感の焼き菓子を味わってみてはいかが。
<インフォメーション>
nicoli
宜野湾市我如古3-4-6
TEL:098-975-5825
営業時間:10:00~19:00
定休日:なし(正月三が日を除く)
https://www.instagram.com/nicoli_ginowan/
(2022年9月15日 週刊レキオ掲載)