おうち時間にぴったり!子どもの自主性を育むオンラインプログラム ☆えくぼママの沖縄子育て☆


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こんにちは。
先日、突発的にプチ家出をしてしまったみわです。

気付かぬうちにイライラ・モヤモヤがたまっていたようで・・・
手段は過激だったけど「家族と離れて一人になる」ことができて、気持ちは落ち着きました。
イライラ・モヤモヤの原因はというと・・・そうなんです。
なが~いコロナ休校で、私は見えない重圧に押しつぶされていたようです。

最初は、ゆるい・自由・遊びが生活の中心だったわが家の子どもたち。
コロナ自粛を楽しめていました。
私も食事づくりと安全だけはきっちり保障する(それ以外はやらない)と決めていたので、そこまで負担は感じていませんでした。

ところがゴールデンウィーク前、休校延長が決まったあたりから状況は変わりました。
子どもの「学び」の部分を、学校(先生)から各家庭(親)に委ねられたように感じたのです。

「親が勉強の面倒も見てください」 
「学習の遅れや生活習慣の乱れは親の責任です」

そう遠回しに言われている気がして、大量にある学習課題を子どもに「させる」ため躍起になってしまいました。

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きっと、強要するばかりで本人が進んでやりたくなるような働きかけができていなかったんでしょうね。
親子関係が悪くなり、子どもの抵抗も激しくなってきました。
先生や友だちの助けがない中で、どうやってやる気を引き出せばいいんだろう。
勉強だけに限らず、家庭内でも何か興味のあることに没頭して学びへとつなげられないか。家でもんもんと悩んでいる時に、この親子体験プログラムに出会いました。

ステイホームアドベンチャー
https://peraichi.com/landing_pages/view/oejms

参加の心得5カ条の中に「やらせるではなく、やりたいを育てよう」「正しさより、楽しさを重視しよう」という言葉がありました。
おぉ~まさに!それだぁ~!ということで、さっそく6日間のプログラムに申し込みました。

期間中は毎日、人間に憧れるロボットのボットくんから動画(お願い)が届きます。
例えば、独りぼっちのボットくんは、家族というものを知りません。
家族ってどんなものか教えてという質問に対して、参加者は言葉や写真、動画などにまとめてから回答します。

私たち親子の場合は全国の6家族と一緒にこのプログラムを受けていたので、それぞれの家族の様子をグループのコメント欄で見ることができました。
他県のお友だちの回答に刺激を受けたり、ボットくんの変化に喜んだり、うちの子たちも毎日積極的にチャレンジ。
特に物づくりは大張り切りで、さまざまな工夫が見られました♪

私も、毎朝どんなお願いが届くのか、ボットくんは人間になれるのか、ワクワクしながら参加していました。
回答に​正解はないし、失敗も、やらない選択OK!

◯◯しなきゃという強迫観念で頭がいっぱいだった私は、このプログラムを通して重荷を捨てる決心がつきました。負担やプレッシャーは、思い切って手放しちゃってOK! 
このコロナ休校を通して「オンライン」でのつながりに大きな可能性を感じました。

オンラインでやりとりすることや外出を控えることは、まだしばらく続くと思われます。
他にも楽しいプログラムを親子で体験したので、ご紹介しますね。

◆リアルタイムで海外の人とやりとりできるなんて夢のよう!
ピースセルプロジェクト (多言語の「絵本読み聞かせ」に参加)
http://m.facebook.com/peacecellproject/?locale2=ja_jp
ワールドフレンドシップ (海外の子どもたちとゲームやダンスで遊べる)
http://www.katariba.or.jp/news/2020/04/06/21449/

◆パーマカルチャーやコミュニケーションも、決して難しくないと「知る」ことができます。
みんなのちきゅう学校 (全国のたくさんの家族と畑や種まきを勉強)
https://tokyourbanpermaculture.com/earth-catalogue/
NVC Japan (共感トランプを使って非暴力コミュニケーションを体験)
http://nvc-japan.net/community/200505net_playcards/

◆音楽からアートまで、さまざまなことをオンラインで一緒に学ぶこともできるんです。
ハルコニーの音楽教室 (宝の持ち腐れ「ウクレレ」を初めて使用しました)
https://churatown.com/detail/57/index.html
カタリバオンライン (オンライン学習で日本中をリードするカタリバさん)
http://katariba.online/

家にいながら、親も子も、それぞれ好きなことに挑戦できるなんてすごい時代です。
そうそう、えくぼのメンバーとも毎週オンライン会議(ランチ会)でつながっています。
学校も、オンライン授業が導入される日が近いかもしれませんね。

(えくぼママライター やけなみわ)

 

☆ プロフィル ☆

やけなみわ

神奈川県出身の二児の母。元編集者・ライター。現在は小学校のPTA活動を中心に、子ども食堂のボランティア、平和・環境活動、親子英語クラブの運営に携わる。趣味は観劇。旅行。スキューバーダイビング

 

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