沖縄県に緊急事態宣言が出て、県内の学校の多くが休校、保育園や幼稚園は登園自粛となりましたね。
県の独自宣言を含めて5回目の緊急事態宣言。
「緊急事態」という言葉の意味だけを考えれば、仕事も学校もお店もお休みになるのが当然かとも思うのですが・・。
世の中にはリモートにできないお仕事があり、そのお仕事についている方々のお子さんがいる。そして複雑な家庭環境に置かれている子どもたちも。
なので休校などの措置を取る場合、子どもたちの居場所の確保を考えることが重要ですよね。
今回の休校措置でも各市町村がそれぞれの対応を発表していますね。
共働き世帯が多い沖縄では、学童を利用している子どもたちも多いのですが、学童に対しては自粛お願い派か、受け入れ先になってね派に分かれているようです。
そして、家庭保育ができるおうちでもステイホームは本当に!!大変です。
前回、マンション住みのわが家はベランダくらいしか外気に触れられる場所がなく、かと言ってベランダで6歳児が満足する遊びをすることもできず、ましてや友人宅に行くなどももちろんできず、身体を動かせないでイライラする息子に大人も精神的に削られました。
(そしてかさむ水道光熱費に食費や雑費・・。商品券の配布や独自の給付金なども市町村によって本当にバラつきがあって・・悲しくなりました。)
えくぼの誌面アンケートでも、「休校時に公共施設が全て閉まったことにより、子どもの居場所がなくて困った」という声が多数寄せられていました。
わが家も大人だけの家族なら一日中家にいるのなんて苦になるどころか、この機会に映画観まくっちゃおう〜♪手のこんだ料理とかして、断捨離、断捨離♪なっていたと思います。
が、子どもがいたらそんなわけにいかない!!
「不要不急の外出は避けて」と言うけれど、子どもにとって外で遊ぶことって「要」ですよね。
コロナだから、密になるからという理由もわかるけれど、
子どもにとっての「今」は大人の今よりも大切なのに、コロナという3文字で多くの我慢を強いらせるのが心苦しい。
管理施設ではないビーチなどに出掛ける親子連れが・・という話も、子を持つ親であればその気持ちも分かりました・・。
なので、今回の緊急事態宣言では公園は封鎖せずにいてくれる市町村があること(集団での利用は避けるようになどの注記はあり)には変化を感じました。
それぞれの正義はあると思いますが、その都度、相手の立場にも立ってみて、想像力を持って思いやることができる人でありたいなと思う今日この頃です・・。
今こうしている間にも、医療や介護・保育の現場や、社会機能を停止させないために働いてくださっている全ての方々に感謝しながら、休校期間も過ごしていきたいと思います。
保護者の皆さん、子どもたちも頑張りましょ〜!!
(えくぼママライター みはる)
☆ プロフィル ☆
みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中!
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの3人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆
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