大統領五輪・パラリンピック 開催！？［まーちゃんのお笑いニュース道場 web版］

りゅうちゃんクラブで連載中の「お笑いニュース道場」番外編です。web版会員限定連載です。

はいさい！「北京で行われているパラリンピックをウクライナで開催すれば、戦争を止めることができるんじゃないか？」と勝手に妄想している脳天気な三流芸人です。

パラリンピックといえば、今回の戦争でロシアとベラルーシの選手の参加が認められず、「平和と共存の象徴だったはずのオリンピック・パラリンピックはどこにいったんだ？」なんて批判の声も聞こえてくるけどさ。こういう状況下では、「スポーツで平和を」なんて言っている人の説得力がなくてね。「平和だからこそ、スポーツができるんだな」なんて思ったりするけどさ。

あと「スポーツと政治は分けて考えるべき」なのはわかるけど、今の世の中では平和であるためにはどうしても政治が絡んできちゃうからや。「平和の祭典」であるオリンピック・パラリンピックを開催するには、まずは政治をしっかりやらなきゃいけないという理論も成り立つ気もするし。

個人的にはオリンピックでアスリートを競わせるよりも、“危なっかしい政治家”同士を競わせたほうが面白いと思うけどや。仲の悪い隣国の大統領同士でテニスとかさせたら面白いかもよ。ロケットの代わりにラケットを持たせてさ。客席から両国の国民が観ていると、西側代表の大統領が勝手にネットの位置をずらしちゃってね。東側代表のコートが狭くなってさ。それに怒った東側の大統領がルールを無視してネットを超えて、勝手にプレーし始めてさ。

至近距離からお互いの顔めがけてボコボコとサーブを打ち始めてね。見かねたボールボーイが、両国大統領の股間めがけて、もの凄い豪速球を投げ込んでさ。両大統領の“ゴールデンボール”にボールボーイが投げたテニスボールが見事に命中！股間を抑えながらうずくまる両大統領。それを客席で観ていた両国民は大爆笑！大統領のゴールデンボールにテニスボールを見事に命中させたボールボーイには、客席から拍手喝采のスタンディングオベーション。そんなオリンピックがあったら、4年に１度ではなく毎週開催して欲しいけどや。

（小波津正光、お笑い芸人）