はいさい! 5月15日の沖縄本土復帰50周年を直前に県内外のマスコミから番組出演や取材依頼が殺到し、数日間だけ売れっ子気分を味わった本土復帰バブル三流芸人です。
ただし、5月15日を境にウソのようになんの依頼も来なくなったけどや。特に本土のメディアの皆さんからはパッタリと取材依頼が無くなってね。沖縄の本土復帰50年はまだまだ続いているんだけどやぁ~。なんだろうねこの寂しさとやるせなさは。できれば、来年も再来年も本土復帰50周年をやってほしいね!
寂しいといえば、人気お笑い芸人ダチョウ俱楽部の上島竜兵さんが亡くなったさ。自ら命を落としたことと、あまりに突然のことでそれこそ「聞いてないよ~!」状態で僕もショックが大きかったけどさ。
ダチョウ俱楽部のリーダーで県出身の肥後さんは「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が、最後に誰も1㍉も笑えない、しくじりをしました。でもそれが上島の芸風です。皆でツッコんでください。(中略)そして上島の分、3倍笑ってください」とコメント。最大のしくじりを「それが上島の芸風です」と言ってお笑い芸人として振る舞う肥後さんは、さすがだなと思ったさ。でも僕は上島さんではなく、思わずリーダーの肥後さんにツッコんじゃったけどや。「最後のしくじり=自ら命を絶つのも芸風って、それどんな芸風だば!」ってさ。
不謹慎かもだけど、こうやってリーダーに言ってもらえて上島さんは天国で喜んでいるんじゃないかな。勝手に想像したりするけどさ。
立場や知名度、実力は違えど一応僕もお笑い芸人として生きているからさ。できれば死ぬ時も死んだ後も笑いを取りたいよね。死ぬにしても「豆腐の角に頭をぶつけて死ぬ」とか、「遺体はキッチンカーで運ぶ」とか、「お墓は花壇に埋めてアイスの棒を立てるだけ」とかさ。そんな感じでみんなに喜んでほしいけどね。え、まったく笑えない?
リーダーの肥後さ~ん! この三流芸人もみんなが笑えるように、どうにか面白くツッコんでくださ~い!
(小波津正光、お笑い芸人)
□平和、豊かな美ら島へ/知事、辺野古触れず/ 復帰50年 宜野湾・東京で式典(5月16日付1面)
□上島竜兵さん死去/61歳、ダチョウ倶楽部(5月12日付27面)
まーちゃんからお知らせ
◆新鮮!産地直送 島笑い ちょい呑み処「お笑いニュースペーBar」
※琉球新報の1週間の紙面をネタに、まーちゃんがしゃべりまくるトークイベント「お笑いニュースペーBar」を、毎週水曜午後6時半から那覇市の琉球新報社1階で開催しています(祝日はお休み)開演午後6時半。入場料500円。琉球新報のYouTubeチャンネルでも生配信しています。
琉球新報YouTubeチャンネル
◆動物系アイドルグループ・アザラシの新曲「嵐」
沖縄ちゅらサウンズで配信中