琉球新報社 こんにちは！みはるです。
突然ですが、「北陸」と言えば何を思い浮かべますか？
日本海？ 金沢駅？ 東尋坊？ カニ？ 金箔？
ウチナーンチュにとっては、あまり身近な地域ではないかも知れないですよね。ましてや子連れで行く場合、子どもが喜びそうな場所はあるのかな？ って思いますよね。
日本海と言っても海は沖縄にもあるし、東尋坊とか古都とか２１世紀美術館とかは、小さな子どもはそんなにハマらないかなぁなんて思うかもしれません。
いえいえ、全くの誤解です～☆
私の夫の両親が石川県出身ということもあり、少し前に両家のお墓参りも兼ねて石川、福井に行ってきたのですが…。
大大大満足な子連れ旅だったので、おすすめスポットを勝手にご紹介しちゃいます！
石川＆福井！ 那覇空港から小松空港へ
沖縄から県外に旅行に行くには、必ずと言っていいほど飛行機が必要。子連れなら、面倒な乗り換えはなるべく避けたいところですが…
石川県には毎日１便、那覇空港から小松空港に直行便が出ているんです。便利～♪
いつもは航空券も宿も最安値を自分で予約する私ですが、１便しかない飛行機を単品で取るよりも、ツアーで取った方が断然お得だったので、今回は１泊ホテル付の航空券を旅行会社で予約。延泊分をホテルズドットコムやじゃらん、楽天トラベルなどのサイトを通じて予約しました。
ツアーは子ども割引などのプランはないので大人と同額の３人分かかるので、宿は「添い寝なら無料」のプランがある宿を探して予約しました。
ただ、私が今回の旅で１つだけ絶対に果たしたかった「部屋出しの食事付き温泉宿」にだけは幼児料金を支払いました。
温泉宿は同じプランでも週末の値上がりが凄まじいので、可能なら日から月にかけてなど平日に利用するのがお得です。
今回のメインはお墓参りでしたが、その前後に出かけた場所のオススメBEST５をご紹介します〜！
第１位…越前松島水族館（福井県）
沖縄には日本一の沖縄美ら海水族館もあるし・・なんて思ってたのですが、ところがどっこい！ 大人も大興奮の楽しさでした〜。
「見て・触れて・楽しく学べる」がテーマのこの水族館は、とにかく触れ合いがいっぱい！
海ガメにご飯をあげられたり、日本海の海水をそのまま引き込んだ「じゃぶじゃぶ海水プール」では、まさにじゃぶじゃぶ入ってお魚と遊べちゃったりするんです。
世界で唯一！？ 強化ガラスの水槽天井から水槽内の魚を真上から見ることもできました。他にも大っきい水ダコやサメやエイと触れ合えて、イルカショーにペンギンの散歩にアザラシとの触れ合いなどなど・・・近所にあったら通い詰める！ というくらいの充実した水族館でした。
日本海に面していて、夏場は海水浴やバーベキューも楽しめるそう。
第２位…福井恐竜博物館（福井県）
世界三大博物館の１つと称され、４４体もの恐竜の全身骨格をはじめ、千数百点もの標本や巨大復元ジオラマなどが圧巻の博物館です。
地元で発掘された化石の展示や、動く等身大の恐竜模型、オリジナルアニメ映画の上映、発掘体験！など恐竜好きにはたまらない施設です。
博物館がある「かつやま恐竜の森」の敷地内には、恐竜の遊具で遊べる公園やバーベキュー場などもあり、総合テーマパークのようになっています。
第３位…山中温泉（石川県）
北陸には温泉地がたくさん！ 和倉温泉、芦原温泉などなど・・。
今回は朝夕食部屋出しの温泉宿、温泉街巡りも楽しそう、川が流れている、歴史も古い・・・と私が求めているたくさんの要件がマッチしたので、山中温泉に決めました。
かの松尾芭蕉も訪れ、滞在したという歴史ある温泉地には、樹齢２０００年を越す大杉や、温泉地を流れる川には総檜の橋やいけばな草月流三代目家元が設計した橋や川床、老舗の和菓子屋さん、揚げたてコロッケの美味しい精肉店、無料の足湯まであって、子どもも大喜びでした。
訪れたのはちょうど紅葉の季節に差し掛かった時期で、日本の四季を味わうこともできました。
第４位…もりもり寿司（石川県内で人気の回転寿司チェーン店）
回転寿司なんですが・・・さすが北陸！ ネタが新鮮！！
ちょうどカニ解禁の後だったので、美味しい北陸のカニ、寒ブリ、海老とどれもこれも美味しかった〜〜！！！
ナマモノが苦手な息子は玉子やら富山特産白海老の唐揚げやらでしたが・・・。
お肉メニューはありませんが、三点盛り、五点盛りなどメニューが豊富！本当に北陸は海の幸が美味しいと感動しました。
第５位…近江町市場（石川県）
金沢の台所と呼ばれる近江町（おうみちょう）市場。海鮮はもちろん、加賀野菜や能登豚など、さまざまな生鮮食品を購入できます。
軒先ですぐに食べられるお店もあり、たくさんのお客さんが生牡蠣や甘エビなど新鮮な海の幸、生フルーツジュース、金箔ソフトクリームなどを楽しんでいました。
我が家は旅行最終日に行き、加賀野菜や果物をたくさん買って、荷物に詰めて帰宅しました笑。
生きているカニが山のように積まれていて、息子は手足を動かしているカニたちの様子を観察していました。
番外編
（駅弁と和菓子）
何を食べても美味しい北陸！
沖縄では食べられない駅弁も楽しみの１つでした。事前予約しないと購入できないものもあるので、旅行前からチェックが必要です。
また、金沢は和菓子の消費量日本一と言われ、老舗の和菓子屋さんがたくさん♪ 和菓子スイーツ好きにはたまりません。
（宿）
１泊は温泉宿で贅沢したので、後は格安の宿に泊まりました！
古都金沢には観光客向けのドミトリーなどもたくさんあり、個室であればファミリーでも泊まれます。添い寝無料の宿を探したので、大人２人１泊４０００円（朝食あり）くらいで泊まれましたよ♪
海外の人もたくさん居て面白かったし、宿でママチャリを無料で貸してくれ、息子は飛行機よりも電車よりもお父さんとの自転車二人乗りが一番楽しかった！！！と言っていました＾＾
いかがでしたでしょうか？
魅力たっぷりの北陸旅。
子連れでの飛行機旅は大変なこともいっぱいあるかと思いますが、沖縄県外への旅行をお考えの方は、北陸旅もおすすめですよ♪
（えくぼママライター みはる）
☆ プロフィル ☆
みはる
東京出身。浦添市在住。 元幼稚園教諭であり元保育士。現在えくぼママとして活躍中！
よく言われるのは、元気。いつも笑ってる。よく喋る。
2014年生まれのヤンチャな長男と穏やかな旦那さんとの３人家族。
自然派育児を楽しみながらマイペースに子育て中。
野望は家族で世界中に滞在することが仕事になること☆
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