名門大学を訪問 起業家精神学ぶ ☆Ryukyufrogs10期生シリコンバレー研修


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
現地で起業しているエンジニアの上田学さん(右)と交流するリュウキュウフロッグスのメンバー=27日、米カリフォルニア州のスタンフォード大学

【米カリフォルニア州で久田尚志】沖縄から起業家精神を持つ次世代リーダーを育成する事業「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」(運営・山崎暁FROGS社長)の10期生6人は27日(日本時間28日)、米カリフォルニア州の私立スタンフォード大学を訪れ、現地の起業家と交流した。

グーグルやツイッターなど世界的なIT企業で働いた後に起業した上田学さんが、米国で起業したことについて「大きな企業で物づくりをすると、何億人に使われるというやりがいを感じるが、何もないところから、多くの人が使う物を自分でつくってみたいと思った」と説明した。

学生らは現地での研修を終えて29日帰国する。12月8、9日、最終成果発表会を行う。

那覇高出身の津覇誉一さん(明治大2年)は「目標としたい大人と出会えたことがとてもよかった。自分が大事にしたい部分が見えてきたと思う」と研修を振り返った。