沖縄から起業家精神を身に付け世界に通用するリーダー人材を育成する事業「Ryukyufrogs(リュウキュウフロッグス)」(運営・山崎暁FROGS社長)の10期生が16日、豊見城市豊崎のトヨプラで、協賛企業に米シリコンバレーでの研修内容などを報告した。
県内で選抜された中学2年生から大学2年生までの6人が8月19日から10日間の日程でグーグルやツイッターなどの世界的IT企業を視察し、投資家や起業家、エンジニアらと交流した。10期生は現在、四つのグループに分かれ、身近な社会課題の解決方法を考案し、そのサービスのビジネス化を進めている。
学びたい学生らと、知識や特技を持つ個人が直接つながり、その技術を売買する仕組みを発表した、仲座愛乃さん(開邦高校2年)は「(指摘を受けた)課題や社会のニーズをしっかりと調べ、修正し試作品をつくる」と意気込んだ。
12月に琉球新報ホールなどで最終成果発表会「リープデイ」で行う。