2007/04やんばる森林浴



身も心もリフレッシュ やんばるで森林浴体験 に104人


 【国頭】団塊世代を応援する琉球新報社主催の企画「団塊プロジェクト」の2007年第1弾、国頭村森林浴拠点めぐりが4月29日、国頭村の与那覇岳とやんばる学びの森の2カ所で開催された。団塊世代や60代を中心に百四人が参加し、やんばるの新鮮な空気を体に取り入れ、リフレッシュした。


 27日にプレオープンしたやんばる学びの森コースには、56人が参加。一行は国頭ツーリズム協会のガイドの説明を受け、4班に分かれてトレッキングを開始した。


 参加者は約4百メートルのコースを散策。イタジイの中にいた虫をノグチゲラが食べた跡の説明を受けたり、コース沿いのリュウキュウイチゴを味わうなど、やんばるの自然を堪能した。イノシシがミミズを探すために、土を掘り返した跡を見た一行が、「今イノシシは出てこないだろうか」と不安げな表情を見せる場面も。


  娘の貴子さんと参加した西原町の崎山信(のぶ)さん(76)は「自然の空気をたくさん感じた。幼いころを思い出し、懐かしい気持ちだ。西原町にしばらくは帰りたくない」と苦笑いしていた。


(2007/04/30)











イタジイの森を眺める参加者=大国林道 国頭ツーリズム協会のガイドの説明を聞く参加者=与那覇岳 新鮮な空気を吸いながら登山道を歩く=与那覇岳