【辺野古問題取材班】新基地建設工事の準備が進む2日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には県内外から建設に反対する市民らが最大時約300人集まり抗議の声を上げた。日中韓の研究者約60人が訪れ「平和のため連帯しよう」と語り合った。午前6時ごろから市民が座り込み、県警ともみ合いになった。海上では市民らがカヌーなどを出して抗議した。
ゲート前で市民らは工事関係車両が基地内に進入しないよう、腕を組んで座り込んだ。「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムで来日した研修者らもゲート前を訪れた。韓国から来た「アジアの平和と歴史教育連帯」の梁美康(ヤンミガン)さんは「韓国の運動は沖縄から学んでいる。抑圧を阻止できるモデルになるだろう」と話した。