座間味島近海のホエールウオッチングが最盛期を迎えている。2日は32頭のザトウクジラが確認され、水面から顔を出したりブロウ(潮吹き)したりし、観光客らを喜ばせた。
例年に比べ親子連れのザトウクジラが多く確認されている。北海道から初めて訪れた倉島浩之さんは「ザトウクジラは北海道でも見られるが、親子連れは繁殖海域でしか見られないのでうれしい」と笑顔を見せた。
ホエールウオッチングは1~3月がシーズンで、座間味村ホエールウォッチング協会では4月5日までツアーを実施している。
同協会の大坪弘和事務局長は「クジラはこれから餌場である北の海に向かい始める。なるべく早く見に来てほしい」と話した。
英文へ→32 whales blow seawater – whale-watching season at peak in Zamami