泡盛「アルコール65%」でコロナ退治 忠孝酒造が発売へ 肌にしっとり


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高濃度アルコール商品「CHUKO 65%」を発売した忠孝酒造の大城勤社長(左)ら=16日、琉球新報社

 忠孝酒造(豊見城市、大城勤社長)は22日から、高濃度アルコール商品「CHUKO 65%」(アルコール度数65度、360ミリリットル)を発売する。飲料用だが、一般的な消毒液と同程度のアルコール分が含まれており、新型コロナウイルス感染症対策に役立てる狙いもある。大城社長らが16日、琉球新報を訪れ、商品をPRした。

 同社の泡盛「夢航海」を再蒸留して、アルコール度数を上げ、青リンゴのかすかな香りが持ち味。麹(こうじ)菌によって油分が含まれているため、肌に付くとしっとりとなじむ。大城社長は「新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、地域の皆さまの一助になりたいと思って開発した」としている。

 商品は22日から量販店や同社の直営店「くぅーすの杜 忠孝蔵」で販売する。価格は税抜き900円。問い合わせは(電話)098(851)8813。