外国人レンタカー緊急時協力 OTSとJAF、県警が覚書


この記事を書いた人 金城 美智子

 【豊見城】沖縄ツーリスト(OTS)と日本自動車連盟(JAF)沖縄支部、県警本部は4日、「外国人観光客の110番通報に係る通訳業務」の覚書を締結した。レンタカーの外国人利用者が急増しているのを受け、通訳などで3者が協力して事故処理などを円滑に進めるのが目的。OTSレンタカーを利用する外国人が事故発生の詳細を110番通報する際、電話を介しての通訳でOTSやJAFが県警に協力する。

 豊見城市豊崎の沖縄ツーリストで締結式があり、OTSの東良和会長、JAFの堀川恭進支部長、県警の大城正人生活安全部長が覚書を交わした。
 昨年1年間の県内での外国人レンタカー利用は約7万3千台で、その?%にあたる約4万7千台がOTSのレンタカー利用者。OTSレンタカーはJAFと会員契約を結んでおり、外国人の通訳業務で協力していた。【琉球新報電子版】